Googleストアには、新しいスマートフォンを購入する際に、古いスマートフォンを下取りに出すと下取り額分の払い戻しを受けられる「Googleストアの下取りプログラム」があります。
先日Pixel 8aを購入する際にこの下取りプログラムを久々に利用してみました。2年前に利用したときと比べ基本的な流れは変わらないのですが、少しだけ変わったところもあったので、改めて紹介します。
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Googleストアの下取りプログラム
Googleストアの下取りプログラムは、Googleストアでスマートフォン(Pixel)を購入する際に古い端末を下取りに出すと後日その分が払い戻しされるという仕組みです。なお、Googleそのものでやっているわけではなく、下取りパートナーの「PCS Wireless」が対応します。
新しいスマートフォンが届いた後で下取り用の端末を発送するので、データやアプリの移行を自分でゆっくりできます。
プログラムの流れ
下取りプログラムを利用する場合、以下のような流れになります。
- Googleストアでスマホを購入時に下取りプログラムを選択
- 購入した新しいスマートフォンが届く
- 古いスマホから新しいスマホへデータ移行
- スマホとは別で「下取りキット」が届く
- 下取りキットを使って古いスマホを返送
- 古いスマホの査定
- 下取り額分の払い戻し
下取りプログラムの実際の流れ
購入の際に下取り端末を選択
Googleストアで購入する際に、カラーやストレージの選択とともに「スマートフォンの下取り」という項目があります。ここから下取りしてもらう端末を選んでいきます。
下取りに出せる端末は限られており、2024年6月時点ではGoogle、Apple、Sony、Samsung、Fujitsu、Huawei、LG、Sharpの8メーカーです。機種も限定されており、最新機種ほど選択肢になかったりします。
また、下取り額は「どのスマホを購入するか」によっても変わります。同じiPhone 14を下取りに出すのでも、Pixel 8を購入する場合とPixel 8 Proを購入する場合では下取り額が変わります。また、キャンペーンなど時期によっても下取り額は変化します。
eKYCで本人確認
下取りの申込みの途中でeKYCによる本人確認があります。身分証明書をスマホのカメラで撮影したり、顔認証などがあります。
2年前に利用したときは下取りキットが送られてくる前に「本人限定受取郵便物到着のお知らせ」が届き、それを郵便局に持参して下取りキットを受け取るか、受け取り日時を指定して配達時に身分証明書を見せて本人確認でした。今はeKYCでこの手順が省略できるようになっています。
下取りキットの到着
注文した端末と同じか少し遅れて下取りキットが到着しました。中身は返送用の宛名シールと封印シールと下取り手順書です。この送られてきた箱に返送用のシールを貼って、そのまま送り返します。
下取り用スマホをキットの中へ。しばらく電源入れてないような端末なのに、この時点で急に惜しくなってくるんですよね…。
ポストに投函
下取りキットに端末を入れて封をし、宛名シールを貼ったら、あとはポストに投函すればOKです。
ちなみに、下取り端末をいつまでに送らなければならないというのは特にないようです。ただ下取りの見積額は有効期限が30日間なのでそれまでに送るように推奨されています。(2年前には遅いと催促のメールが来たようですが…。)
下取り用デバイスはどのように梱包すればよいですか?また、いつ下取りキットで送付すればよいですか?
下取りキットに記載されているデバイスの準備方法、梱包方法、発送方法に従ってください。下取りの見積もり額の有効期間は 30 日間であることにご注意ください。見積もりで算出された金額を受け取るには、この期間内にデバイスをお送りいただくことをおすすめします。
Trade-In & Upgrade Your Phone to Pixel – Google Store
到着・査定
端末が届いたときと査定が終了したときにメールでお知らせが来ます。また、これらの状況はGoogleストアでも確認できます。
下取り額分の払い戻し
査定結果が来ると返金も行われます。前回はPayPalで支払ったのですぐにPayPalで返金されたのですが、今回はクレジットカード払いだったのでまだ確認できていません。一応「3~12営業日以内」に払い戻しされるとのことです。
購入した支払い方法に払い戻しできない場合は、6ヶ月間有効なストアクレジットが送られます。また、新しいスマートフォンを分割払いしている場合は、下取り額分が最終の支払い額から差し引かれます。
ちなみに、メールには「査定額が見積もり額以上の金額となりました」と書かれていましたが、当初の見積額と同じでした。まぁ「以上」は同じ値も含みますからね。なお、査定額が見積額の75%を下回った場合は、スマートフォンが自動的に返却されます。
Googleストアの下取りプログラムまとめ
今回の下取りプログラム利用の時系列は以下のようになりました。
5月14日(火) | Pixel 8a発売、到着 |
5月15日(水) | 下取りキット到着 |
5月22日(水) | 下取り端末の発送 |
5月24日(金) | PCSワイヤレスジャパンに到着 |
5月27日(月) | 下取りの審査開始メール |
6月3日(月) | 査定完了メール |
下取り端末を発送してから10日ほどかかるようですね。このあたりは以前と変わらないようです。
Googleストアの下取りプログラムは「新端末の購入のついでに」「オンライン上と家の中でほぼ完結」で下取りに出せるのが良いところです。金額的には中古買取りのお店のほうが高いこともあります。(逆に「なんで?」と思うくらいに高い買取額になることも稀にあります)
いつのまにかeKYCに対応してより便利になっていたのが良かったです。また次のPixelを買うときには利用したいですね。
参考情報
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。
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