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江府・奥大山自然塾1年 リピーター獲得へプログラム増設検討 年間利用900人超を目指す - 山陰中央新報社

町営スキー場の関連施設で地球の模型を示す光島宏美プロジェクトマネージャー=鳥取県江府町御机

町営スキー場の関連施設で地球の模型を示す光島宏美プロジェクトマネージャー=鳥取県江府町御机

 国立公園・大山で環境教育プログラムを提供する「奥大山自然塾」(鳥取県江府町御机)が、6日で開校1年となる。昨年の利用者数は624人(冬場を除く)で、2年目の今年はリピーターの獲得や四季をにらんだプログラムの増設に努め、1・5倍増の900人超を目標に据える。

 脚本家・倉本聰さん主宰のNPO法人富良野自然塾(北海道富良野市)の分校として開校。休止中の町営スキー場の施設や木谷沢渓流を主なフィールドとする。

 木谷沢渓流で森の役割を学ぶ「緑の教室」、直径1メートルの地球の模型で水の大切さを学ぶ「1メートルの地球」、地球46億年の歴史を460メートルの道に置き換え、歩いて人間が地球に及ぼす影響を考える「46億年地球の道」の3プログラムで構成。出前講座やホタルが舞う時季は夜の自然塾もある。

 2023年は児童・生徒や企業研修の社会人らが利用した。知名度向上やリピーター獲得が課題で、自然塾のインストラクターを務める町総務課奥大山振興室の光島宏美プロジェクトマネージャーは、「何度も足を運んでもらえるよう季節ごとにプログラムを変え、多彩にしたい」と話す。

 江府町は地域おこし協力隊の4人を、奥大山の環境保全・調査活動をするパークレンジャーに任命しており、いずれも生き物や星の動きに詳しい。レンジャーの強みを生かした新プログラムも検討する。

 プログラムの所要時間は90~120分で、料金は大人3千円、子ども1500円など。予約は2週間前まで。問い合わせは江府町役場奥大山振興室、電話0859(75)2211。(藤本みのり)

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