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「Tkinter」というGUIライブラリを利用することで、PythonでもデスクトップのGUIアプリを作成できる。その方法を解説しよう。
Tkinterを含む大抵のGUIライブラリは、「イベントドリブン」という仕組みを採用しています。イベントドリブンでは、ユーザーの操作などをきっかけに処理を実行します。イベントドリブンのプログラミングでは、プログラムの進行が直線的ではなくなるので、慣れないうちは少し戸惑うかもしれませんが、難しくはありません。
イベントとハンドラ関数
Tkinterでは、ユーザーが次のようなGUIに関する操作を行ったときに、「イベント」が発生するようになっています。
これらのイベントが発生したときに何らかの処理を行いたい場合は、そのイベントに対応する関数を用意しておきます。すると、イベントが発生したら、対応する関数が“自動的に”実行されます。
そのような関数は「ハンドラ関数」と呼ばれます。
ハンドラ関数は、「イベントハンドラ」や「ハンドラ」、「イベント関数」とも呼ばれますが、本特集ではハンドラ関数に統一します。
Tkinterのプログラムではmainloop関数を実行しますが、実は、mainloop関数を実行すると、イベントの発生を監視する状態になります。
このような、イベントとハンドラ関数を使ってGUIに関連する処理を行う仕組みがイベントドリブンです。イベントドリブンは「イベント駆動型」とも呼ばれます。
クリックに対応するプログラム
イベントドリブンの最も簡単な例として、「ボタンを押すとメッセージボックスを表示するプログラム」を作ってみましょう。
プログラムはリスト1の「event_01.py」です。
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