凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、スタートアップ企業を中心に優れた事業アイデアを募集し、凸版印刷の経営資源と融合させ、新事業を共創する公募型のオープンイノベーションプログラム「co-necto(コネクト)」を2017年より実施しています。
このたび、その第6弾となる「co-necto 2022」の募集を2022年7月4日より開始します。今回から募集テーマとなる社会課題を11種類に細分化し、より具体的な提案が可能となりました。
co-nectoは、凸版印刷とスタートアップ企業、地域のパートナー企業で共創する”実証型”プログラムです。本プログラムでの実証を通じて、プロダクトマーケットフィットを支援するとともに、パートナー企業の皆さまを含めた3社で新たなサービスやプロダクト・ソリューションを生み出します。
「co-necto」で採択され実証を行った取り組み例
● 2020年度採択企業との事例
・地方創成を目的としたライブコマースプラットフォームによる販売実証実験
凸版印刷×クリップス
株式会社クリップスの提供する地方創生専用モール型ライブコマースプラットフォーム「Sharing Live!(シェアリングライブ)」を通じて、「九州の食」をテーマにしたライブコマース配信を実施し、サービスの魅力度や課題を検証。DX時代における新たな販売チャネルとして地場メーカーの売上拡大を目指し、将来的には地域産品の活性化への貢献、越境ECの販路拡大を視野に入れた事業活動を展開します。
・重量の自動計測による、在庫数量のリアルタイム可視化システム
凸版印刷×西部ガス×スマートショッピング
通信機能をもつ重量計「スマートマット」を用いたシステムを提供する株式会社スマートショッピングとの実証実験を、パートナー企業の西部ガス株式会社と共同で2021年3月22日から6月25日まで実施。在庫数量を重量により自動計測することで、物流センター内の在庫をリアルタイムに可視化します。
・AIを活用した食事指導の実証実験を開始
凸版印刷×中国電力×Mealthy
管理栄養士による食事指導にAI技術を融合させたバーチャル栄養アシスタントアプリ「Mealthy」をもつ株式会社Mealthy(メルシー)との実証事業を、パートナー企業の中国電力株式会社と共同で実施。
「Mealthy」を用いた『食事指導』と凸版印刷が持つ『健康ポイントソリューション』での知見を活かし、中国電力の契約者を対象に健康増進に向けた動機付け・行動変容を促し、健康プログラムへの参加継続率や指導効果の向上を検証しました。
● 2021年度採択企業と実証準備中のテーマ
・ミュージアム・商業施設向けロボットガイドサービス(Senxeed Robotics社)
・店舗マーケティング向けAIカメラサービス(Legit Networks社)
・声から6秒で個性やストレスを可視化するシステム(ライフスタイルマネジメント社)
・自治体向けサブスクリプション型・事業継業プラットフォーム(ココホレジャパン社)
オープンイノベーションプログラム「co-necto 2022」の実施概要
11の社会課題をテーマにスタートアップ企業の持つサービス・ソリューションを募集し、2次選考を通過したスタートアップ企業とパートナー企業、および凸版印刷の3社の実証実験を行います。パートナー企業および凸版印刷は、実証フィールドの提供や実証実験の費用一部負担といったインセンティブを提供します。
本プログラムでの実証を通して、多様化する消費者ニーズや、複雑化する社会課題に対し、テストマーケティング、プロダクトマーケットフィットが可能になり、スピーディかつ適確な新規事業の創出を行います。
募集テーマ | 11の領域での新ビジネスを募集 |
【カーボンニュートラル】 例) 脱炭素・脱プラ、食品ロス削減、持続可能な社会 |
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【行政DX】 例) ガバメントテック、行政課題解決、行政手続きデジタル化 |
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【小売・流通DX】 例) 販売促進・売上アップ、業務支援・省人化、需要予測 |
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【メタバース】 例) イベントソリューション、リアル・デジタル・メタバースを繋ぐCXデザイン、ハプティクス技術 |
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【金融DX】 例) フィンテック、RPA、審査業務・窓口業務効率化 |
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【業務効率化】 例) BPO業務効率化、物流業務効率化、製造業務効率化 |
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【次世代ソリューション】 例) VR・AR・AI、NFT・デジタルコンテンツ、SDGs |
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【スマート農畜水産業】 例) フードテック、アクアテック、アグリテック |
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【次世代ヘルスケア】 例) 心身健康の可視化・ケア、PHR・予防未病対策、健康寿命伸長 |
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【次世代エネルギー】 例) グリーンテック、再生可能エネルギー、リチウムイオン電池再生事業 |
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【ものづくり】 例) 複合資材リサイクルソリューション、3R対応・環境配慮型包装資材、IoTデバイス |
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エントリー資格 | 1. 法人格を有する企業 2. 実証実験を行うことができるサービスやプロダクトを自社で保有していること 3. 凸版印刷及びパートナー企業との協業が可能なこと |
エントリー方法 | 特設サイトのエントリー受付フォームに必要事項をご記入の上、別途メールにてエントリー書類をご提出ください。 ※詳細は下記特設サイトをご確認ください。 https://toppan-conecto.com/ |
選考基準 | 1. 競争優位性・革新性 2. 社会的課題解決に対する貢献度 3. 事業及びマーケットの成長性 4. パートナー企業・凸版印刷のニーズをとらえた実証実験計画となっているか |
インセンティブ | 1. 実証実験のフィールドとアセットの提供 2. 実証費用の一部支援(1社平均支援額約200万円) 3. 実証実験に関する記事発信 4. 実証後結果の検証、共同事業化等検討 |
想定する協業方法 | 凸版印刷及びパートナー企業と共に下記を実施 ・販売提携 ・開発支援 ・共同開発 |
co-nectoスケジュール | 2022年7月4日(月) 募集開始 2022年7月22日(金) 説明会(オンライン) 2022年8月19日(金) エントリー締め切り 2022年8月下旬 1次選考(書類審査) 2022年9月上旬 1次選考結果通知 2022年9月中旬 2次選考(オンラインピッチ) 2022年11月以降 2次選考結果通知 ※2次選考を通過された場合は結果通知後、当社およびパートナー企業と実証実験に向けた計画策定を進めます。 |
ステークホルダーと事業イメージ | 本プログラムは、下記パートナー企業様と共に、実証事業をベースとして新たな価値を創出するイノベーションの発信拠点となることを目指します。 |
主催 | 凸版印刷株式会社 |
パートナー企業 | アストラゼネカ株式会社 株式会社MBSメディアホールディングス MBTリンク株式会社 株式会社奥村組 株式会社キーレックス 九州朝日放送株式会社 九州電力株式会社 九州旅客鉄道株式会社 株式会社QTnet 西部ガスホールディングス株式会社 株式会社新出光 株式会社ダスキン 株式会社中国新聞社 中国電力株式会社 株式会社 テレビ西日本 株式会社 西日本新聞社 西日本鉄道株式会社 株式会社西日本フィナンシャルホールディングス 西日本プラント工業株式会社 阪急阪神不動産株式会社 パーソルテンプスタッフ株式会社 福岡地所株式会社 株式会社ふくおかフィナンシャルグループ 株式会社ミカサ ※五十音順 |
後援企業・団体 | 一般社団法人StartupGoGo 一般社団法人九州経済連合会 福岡地域戦略推進協議会 福岡県ベンチャービジネス支援協議会 Fukuoka Growth Next GxPartners有限責任事業組合 福岡市 IVS株式会社 ※順不同 |
公式HP | https://toppan-conecto.com/ |
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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