2022/5/27 17:13
小中学校の授業に美術館での作品鑑賞を取り入れ、多様性を認める心や柔軟な発想、郷土愛を育むことなどを目指す「スクールプログラム」が26日、酒田市美術館で行われた。
スクールプログラムは、市の文化芸術推進計画に基づく事業として、市教育委員会が企画。試行期間の昨年度は、市内12校の児童・生徒延べ約750人が市美術館、土門拳記念館での授業に臨んだ。本年度から全小中学校で実施する。
26日は小学校3校の児童が、美術館の学芸員や元美術教員の案内で、フランス生まれの人気絵本を取り上げた「リサとガスパールのおもいで展」を見学した。琢成小の4年生20人は、約130点の原画などを鑑賞してモチーフとなった同国の名所を学んだり、創作の背景を思い浮かべたりした後、気に入った作品をスケッチした。奥山瑚都さん(9)は「どの絵もかわいくて、見るのが楽しい。リサの妹が生まれる場面が一番好き」と話していた。
スクールプログラムに関連して市美術館は本年度、収蔵品を紹介する「アートカード」を作って各校に配布し、教材として活用したい考えだ。31日まで、山形新聞社のクラウドファンディング「山形サポート」で資金募集を行っている。
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