TIS株式会社は19日、アセンブラシステムの保守開発支援・プログラム解析を行う「アセンブラお助けサービス」を、6月1日に提供開始すると発表した。
アセンブラお助けサービスは、TISのアセンブラ技術者が、企業のアセンブラシステムの保守開発やプログラム解析を支援するサービス。保守開発業務の負担軽減や、ブラックボックス化したシステムを可視化し、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた支援を行う。
保守開発支援としては、顧客が保有しているアセンブラシステムについて、プログラム開発から単体テストまでを支援することで、顧客の保守開発業務負担を軽減する。
また、プログラム解析として、顧客が保有しているアセンブラプログラムの解析を行い、プログラムソースからプログラム仕様書・フロー図をアウトプットとして提供し、複雑化している部分を明確にする。
さらに今後は、アセンブラからCOBOL、Javaへのマイグレーションサービスについても検討していく予定としている。
TISでは、サービスを導入することで、顧客はアセンブラシステムの保守要員確保の必要がなくなるとともに、ブラックボックス化したシステムの解析を進められ、DX化に向けた準備ができると説明。また、プログラム解析を行うことで、既存システムの保守性も高められるとしている。
サービスの料金は月額100万円から。システム環境などの条件によって提供価格は異なる場合があり、月額制サービスだけではなく、一時的な対応についても、別途見積もりの上、柔軟に対応するとしている。
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