株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)の子会社である米IIJ Americaは17日、社員のセキュリティ意識向上のためのトレーニングプログラム「IIJAマネージド サイバーセキュリティ アウェアネス トレーニングプログラム」を提供開始すると発表した。米国に拠点を持つ日系企業およびローカル企業向けに、同日より提供開始する。
新サービスは、トレーニングサービスのライセンスからプログラム構築と実施、分析やレポートまでを一貫して提供するフルマネージドサービス。セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた米KnowBe4の統合型プラットフォーム「KnowBe4」を活用し、その豊富な教育コンテンツやフィッシングテンプレートを組み合わせ、IIJ Americaの専任エンンジニアが教育プログラムを設計して提供する。
また、最新のトレーニング教材や事例を使った訓練ができるほか、34言語に対応しているため、ローカルスタッフも含めた実施に対応するという。
さらに、セキュリティ意識向上のためのトレーニングを単発のプログラムとして実施するのではなく、年間を通して継続的なプログラムとして提供するため、実施忘れや遅れがなくなる点がメリット。トレーニング実施後の模擬テストの実施、トレーニング結果の分析、さらにフィードバックまでをマネージドサービスとして提供されるので、実施担当者の負荷を最小化するとしている。
ラインアップとしては、実施頻度などに応じた3種類を用意。サービスは3アカウントから申し込みを行えるので、組織規模の大小に関わらずサービスを利用できる。価格は初期費用が500ドル、月額費用がメールアドレスあたり8ドルから。
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