脳卒中後の「生活向上」に役立つオンラインプログラム | ヘルスデーニュース - 毎日新聞

　脳卒中後の人は、通常以上に健康的な生活を送ることが勧められるが、そうは言っても実行は難しい。そうした中で、その実行にオンラインプログラムが役立ったという研究結果が出た。ニューカッスル大学（オーストラリア）のAshleigh Guillaumier氏らによる研究で、論文は「PLOS Medicine」に4月19日に掲載された。

　脳卒中で入院し、一応は回復して退院した人は、身体障害や認知機能障害が残って、さまざまな困難に直面しがちだ。こうした人々の生活の質（QOL）は、禁酒や禁煙、運動、健康的な食事、抑うつや不安への対処、などの生活習慣の改善によって大幅に改善する可能性がある。