世界で最も人気のある出会い系アプリの「ティンダー」が、本人認証プログラムを拡大している。人工知能(AI)によって誰が本物かを見分けることが難しくなり、こうしたアプリで犯罪が増えている時代に対応する格好だ。
ティンダーは数週間から数カ月以内に米国や英国、ブラジル、メキシコでこのシステムを開始する。20日の発表文によると、既に実証実験が行われているオーストラリアとニュージーランドでは、認証された人はされなかった人に比べてマッチングが67%増えた。
認証には、有効な運転免許証またはパスポート(旅券)と、自分で録画した動画が必要。第三者ベンダーが生年月日と、自撮り動画の顔が個人のプロフィル写真やID(身分証明)と一致するかどうかをチェックする。通常はユーザーが情報を送信してから約1、2分で承認される。IDと写真の確認が完了すると、プロフィルに青いチェックマークが表示される。
ティンダーのフェイ・イオソタルノ最高経営責任者(CEO)は、「Z世代に見られる面として、本物に対する深い欲求と願望がある」と指摘。「デジタルファースト」の時代に育ったことで、SNS上の人物が、実際に自分と接点を持てる人なのかどうかを知りたいという感覚が生まれるという。「われわれが重視しているのは、プロフィルや体験で本物の自分を前面に出す手助けをいかに行うかだ」と説明した。
マッチ・グループの傘下にあるティンダーは長年、ID認証システム開発を進めてきた。本人認証を初めて導入したのは 日本で時期は2019年だった。同社は少しずつ導入国を増やしている。
原題: Tinder Expands ID Checks Amid Rise in AI Scams, Dating Crimes(抜粋)
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