竹内涼真が主演を務める、TBS系「日曜劇場」枠で放送中の連続ドラマ『テセウスの船』。3月8日に放送された第8話の平均視聴率は15.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最高を更新し、業界関係者から「このまま最終話に向けてさらに数字を上げそう」と期待されているようだ。
「漫画家・東元俊哉氏の同名作品(講談社)を実写化した同ドラマは、“殺人犯の息子”として生きてきた主人公・田村心(竹内涼真)が、父が逮捕された事件の“真実”に迫るヒューマンミステリー。初回11.1%で発進後、第5話までは11%台をキープしていましたが、第6話でいきなり13.2%まで上昇すると、第7話で14.0%、そして最新話が“15%超え”と、最終回を目前に視聴率が急上昇しています」(テレビ局関係者)
1月期ドラマの視聴率争いでは当初、天海祐希が主演を務める『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(日本テレビ系)が先頭を走っていた。
「同作は脚本家・林宏司氏の初小説『トップナイフ』(河出文庫)を映像化した“医療モノ”で、初回平均視聴率ではほかのドラマよりも高い13.0%をマーク。2月に入って多くの作品が折り返しを迎えた時期の中間平均視聴率でも、第6話まで放送を終えていた『トップナイフ』が1位をキープしていました。同ドラマはその後も10.6%(第7話)、11.0%(第8話)、11.4%(第9話)と、2ケタ台を維持。しかし、最近の『テセウスの船』の勢いには、明らかに負けています」(同)
むしろ、『トップナイフ』が第5話で一度、視聴率1桁台を記録してしまっているのに対し、『テセウスの船』は初回から第8話までオール2桁を獲得。各ドラマが最終回まで放送され、全話平均視聴率が比較される頃には、『テセウスの船』がダントツで首位に立つ可能性が高くなってきた。
「原作者の東元氏は、ドラマのイベントで『真犯人は原作とは違う』と発言していました。原作とは異なる結末を予感させるストーリー展開も相まって、回を重ねるごとに、ネット上では視聴者による“考察合戦”が過熱しているんです。高視聴率のウラには、そういった謎解き要素も大きく関係しているのだと思われます。おそらく最終話に向け、視聴率が“爆上がり”するでしょうし、20%も夢ではありません」(芸能誌ライター)
ちなみに、TBSとしてはそこまで同ドラマに期待を寄せていたわけではないようだ。
「同じ『日曜劇場』では、前クールに木村拓哉主演の『グランメゾン東京』を放送していましたが、このドラマはフランス・パリの三つ星レストランで撮影を行うなど、莫大な製作費を投じていました。さらに、今年4月期には堺雅人主演の大ヒットドラマ『半沢直樹』の続編も控えています。そのため、今期にまだ若手で比較的ギャラも安い竹内を主演に起用したのは、『製作費を抑えるためだろう』と目されていたんです。しかし現在、ネット上の『テセウスの船』ファンからは、『竹内がこんなに演技派だったとは知らなかった』『表情の演技がうまい』『今まで注目してなかったけど、このドラマで好きになった!』といった絶賛の声が続出しています」(前出・関係者)
起用された経緯はあまり良いものではなかったかもしれないが、視聴率は絶好調、主演としても評価されている今、竹内にとっても喜ばしい結果となったのではないか。
最終更新:2020/03/14 12:00
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竹内涼真『テセウスの船』、「視聴率20%夢じゃない」と言われるワケ――カギは「原作と異なる真犯人」!? - サイゾーウーマン
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