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上教大 高校生対象の「新潟次世代教員養成プログラム」9月にスタート | ニュース - joetsu.ne.jp

2024年06月02日 04:00更新

将来、新潟県内の学校の教員になりたいという強い意欲をもつ県内の高校生を対象に、早いうちから学びを深めてもらう上越教育大学の「新潟次世代教員養成プログラム」が、今年9月からスタートします。

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「新潟次世代教員養成プログラム」は、県内の教育を担う人材育成を目的に、将来新潟県内で学校教員を目指す高校2年生を対象に上越教育大学が実施する初めてのプログラムです。

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上越教育大学 上野正人副学長
「意欲のある学生をより早い段階からプログラムを提供し支援して教員としてより深く より多く学んでいただきたい」

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プログラムの期間は、前期と後期あわせておよそ6年間です。前期は、高校2年生の9月から3年生の8月までの1年間で、10回にわたり、教職員の仕事内容や役割、授業の進め方などについて学びます。

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後期は、上越教育大学に受験して合格した後、4年間で教員としての資質や能力を身に付けながら、「防災」や「拉致問題」、「離島・へき地」など、新潟ならではの地域課題にも対応できる指導力を身につけていきます。

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募集人数は10人で、受講者は書類審査で決まります。前期プログラムの受講は無料です。後期プログラムを受講するには、独自試験や大学入学共通テストを受けて、上越教育大学に入学する必要があります。このほかに受講生には、もう1つ別の形式による入試の機会が設けられ、受験のチャンスが2回あるということです。プログラム受講者が合格した場合、大学の入学金の半額、およそ14万円が免除されます。

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この日は、最後の説明会が上越教育大学で開かれ、上越市のほか村上市や新潟市などから高校2年生14人を含む合わせて25人が参加しました。

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参加者
「学校が好きじゃなかった。学校を好きになるために、どう子どもに接していけばいいか、教師の立場から考えてみたくて(教員を目指している)。教員になりたいという一人ひとりの強い思いを大事にしている」

県義務教育課によりますと、令和4年度、新潟県の公立学校教員採用試験の受験者数は1261人で、10年前と比べると800人ほど減っています。

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上越教育大学 上野正人 副学長
「全国でも教員採用試験を受ける人の数がすごく減っている。特に新潟県は顕著。教員採用まで一貫したプログラムで優秀な人材を育て輩出したい」

上越教育大学新潟次世代教員養成プログラムの募集締め切りは、7月10日です。

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