
本日演奏されるのは、いずれも作曲家が比較的若い頃に書いた作品である。ヨハネス・ブラームス(1833~1897)にとって最初の協奏曲となる《ピアノ協奏曲第1番》は、その独特さゆえ評価されるまでに年月を要した。カール・ニルセン(1865~1931)の《交響曲第1番》はブラームスの影響が濃いと言われているが(ちなみにニルセンは《第1番》が初演された1894年にウィーンのブラームスを訪ねている)、《交響曲第2番》はそこから抜け出そうとする作品である。彼らの野心作に耳を傾けたい。
(小林ひかり)
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