ドバイ:サウジアラビアのレッドシー・ラボは現在、5期目となるザ・ロッジ・プログラムの応募を受け付けている。トリノ・フィルムラボと提携し、フィルム・アルウラーがスポンサーを務めるこの長期滞在プログラムは、2024年度の募集で初めてアジアからの応募に門戸を開いた。
ザ・ロッジ・プログラムへの応募資格をもつのは、サウジアラビア、アラブ、アフリカ、アジアの映画監督やプロデューサーのチームだ。
「レッドシー・ファウンデーションのプログラムは拡大と進化を続けています。このたび初めて、映画業界プログラムであるザ・ロッジの射程を拡大し、前途有望なアジアの映画界の俊英たちに機会を提供できることを嬉しく思います」と、レッドシー・フィルム・ファウンデーションでマネージングディレクターを務めるシヴァニ・パンディヤ氏はプレスリリースで述べた。
パンディヤ氏はプログラムの拡大について、「世界のステージでのわが国の映画コミュニティの存在感を高めるための戦略的決定であり、文化交流を促し、世界の映画界の様相をより豊かにするもの」だとしている。
また、レッドシー・ラボの所長を務めるライアン・アショア氏は、「ザ・ロッジは今後も新進気鋭の映画制作チームを支援し、世界の映画シーンの多様化と成熟に貢献していきます」と述べた。「アラブ世界とアフリカに加え、アジアの新しい才能を迎えられることを楽しみにしています。プログラムでは最初にパートナーとともにアルウラーに滞在していただき、ユニークな体験に没入するなかで、地理的境界を超越した協働的イニシアチブにより、心に訴えるナラティブに磨きをかけることができるでしょう」
ザ・ロッジには、応募者のなかから選ばれた16のプロジェクトが参加し、各自が映画作品の制作にあたる。
応募期限はサウジアラビア標準時の2024年1月7日23時59分となっている。
2024年度のワークショップはすべて対面式で開催され、サウジアラビアのチームによるプレリュード・ワークショップで幕を開ける。
ワークショップでは、脚本執筆、プロダクション、資金調達、営業、マーケティングなど、映画制作のプロセス全体をカバーする研修がおこなわれる。ザ・ロッジに参加した映画制作チームは、2024年の第4回紅海国際映画祭の期間中、レッドシー・スークでプロジェクトを披露する予定だ。
from "プログラム" - Google ニュース https://ift.tt/yBFvKPV
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "サウジアラビアのレッドシー・ラボ、映画制作研修プログラムの門戸をアジアに開く - ARAB NEWS"
Post a Comment