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Celonisと日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)はプロセスマイニング技術でビジネスプロセスの可視化・最適化を図る「Celonis Execution Management System(EMS)」を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)を手がける人材育成により、地域ビジネスの活性化を推進する「地域Celonis人財育成プログラム」を2023年11月から開始すると2023年10月12日に発表した。
製造業のシステム開発を手がけるIBM広島DXセンターを中心に、IBM地域DXセンター 7拠点(札幌、仙台、那覇、北九州、広島、高松、長野)から全国に展開する。
Celonis EMSを活用したDX人材の創出を目指す
同プログラムでは、Celonisの先進的なプロセスマイニングや業務実行管理機能を学べる「Celonis Academy」のトレーニングコンテンツと日本IBMが有するビジネスとテクノロジーの知見や業務変革支援のノウハウを統合し、日本IBMの専門家によるサポートのもとで理解を深められる独自のスキルトレーニングプログラムを、オフラインとオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で提供する。
対象者は、新たなスキルの習得やスキルアップを希望する地域の活性化に貢献したいと考える学生や社会人(Iターン、Uターン希望者を含む)で、スキルやレベルに応じた幅広いコースを提供する予定だ。
Celonisが提供するCelonis EMSは、業務の可視化からモニタリング、継続的な改善をワンストップで実現できるプロセスマイニングプラットフォームだ。業務システムに蓄積されたログデータを基に生成された業務フローによって、プロセス全体と、業務と業務のつながりやデータ間の関連性を可視化する。複雑なプロセス全体を俯瞰(ふかん)的に分析し、リアルタイムでモニタリングすることでガバナンスが向上し、問題発見と改善策の達成度をKPIで管理できる。DX時代の業務変革を進める目的での導入が増加しているという。
地域Celonis人財育成プログラムでは、プロセスマイニングを活用する上での基本知識や分析知識などを習得し、Celonis技術者としてのキャリアアップを支援する。
日本IBMは、地域の顧客や協力会社との共創によりDX人財創出や地域経済の発展を目指すIBM地域DXセンターを軸に、今後、さまざまな地域で活躍できる人材育成に取り組み、地域のDXを推進するとしている。
両社は、IBM地域DXセンターを中心に「地域Celonis人財育成プログラム」を展開し、プロセスマイニング技術を活用した業務プロセス分析や業務変革を推進する上で需要の高いCelonis技術者を安定的に育成することで、全国規模でのDX人財育成の推進を支援する方針だ。
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