「Small Basic」が、誕生から15周年を迎えたとのこと。米Microsoftの公式コミュニティサイト「Microsoft Community Hub」で、10月19日(現地時間)にアナウンスされた。
「Small Basic」は、学習の容易さに定評のある「BASIC」をもとに、一部の煩雑な言語仕様を取り除くなどして、初めての人でも理解しやすいように設計された入門者向けのプログラミング言語環境。公式サイト「smallbasic.com」で公開されているプログラムをインポートして実際に動かしたり、自分で開発したプログラムをアップロードして公開することができる。プログラムを「Visual Studio」に引き継ぎ、より高度な開発を行うことも可能。
しかし、近年はアップデートが停滞しており、インストーラー版は2015年公開のv1.2、「Microsoft Store」版は2017年リリースのv1.3が最後のアップデートとなっている。次世代「Small Basic」として2019年にプレビューされた「Small Basic Online」も、現在は稼働していないようだ。
とはいえ、プログラムライブラリなどは健在。「SFF730-11」をインポートすれば、15周年記念のプログラムを実行できる。
また、拡張機能を追加すれば「Visual Studio Code」で「Small Basic」プログラミングを楽しむこともできるとのこと。いずれはレビューをお届けするつもりだ。
#SmallBasicfor VS Codehttps://t.co/bexRZV8oWN
— Small Basic (@Small_Basic)March 8, 2022
[2023年10月20日15:00編集部追記] 読者からの指摘があり、「Small Basic Online」はhttps://smallbasic-publicwebsite-code.azurewebsites.net/で現在も利用できるとのことです。EGUCHI Osamu様ありがとうございました。
> 次世代「Small Basic」として2019年にプレビューされた「Small Basic Online」も、現在は稼働していないようだ。
こちらで動いているようです。https://t.co/VNxrGAbmfc
— EGUCHI Osamu (@eguchi3)October 20, 2023
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