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Javaからの推し変なんてない “最強”の「Spring」がある限り - TechTargetジャパン

 新しい魅力的なプログラミング言語がいくら登場しても、プログラミング言語および開発・実行環境「Java」が使われ続けているのは、決して不思議なことではない。Javaは進化を続けているだけではなく、何よりもJavaには、プログラム開発を容易にする手段が豊富にある。開発者がJavaに関心を寄せるべき3つ目の理由は、まさにそれだ。

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 Javaでは、プログラム開発を容易にするフレームワーク(特定の機能を持つプログラムの開発を支援するプログラム部品やドキュメントの集合体)が充実している。こうしたフレームワークの代表例が、オープンソースの「Spring Framework」だ。Spring Frameworkの機能を簡単に利用できるようにしたものが、同じくオープンソースの「Spring Boot」となる。

 2017年9月登場の「Spring Framework 5.0」、2018年3月登場の「Spring Boot 2.0」以来となるメジャーバージョンアップ「Spring Framework 6.0」「Spring Boot 3.0」が、2022年11月に登場した。両者は「Oracle JDK」バージョン17(通称「Java 17」)以降の新機能を利用できる。Oracle JDKは、Javaの仕様群「Java Platform, Standard Edition」(Java SE)に基づいた、Oracleの開発・実行環境だ。

 Spring FrameworkおよびSpring Bootには、さまざまなJavaプログラムの開発を支援するライブラリ(プログラム部品群)やAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)、フレームワークがそろっている。主要なものを紹介しよう。

  • Spring for Apache Kafka
    • メッセージキュー/ストリーム(連続的に発生し続けるデータ)処理用のオープンソースミドルウェア「Apache Kafka」を使用しやすくするライブラリ。
  • Spring Session
    • セッション(エンドユーザーを識別するデータ)を複数サーバで共有できるようにするAPI。
  • Spring for GraphQL
    • クエリ(データ操作)言語「GraphQL」を使用しやすくするライブラリ。
  • Spring Batch
    • バッチ処理のフレームワーク。
  • Spring Security
    • 認証・認可といったアクセス制御のフレームワーク。

 次回は、4つ目の理由を紹介する。

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