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AppleがMaciPhone用に突如公開した異例の更新プログラムとは - TechTargetジャパン

 Appleは2023年5月2日(米国時間)、「緊急セキュリティ対応」(Rapid Security Responses)と題した更新プログラムを公開した。緊急セキュリティ対応は「iPhone」「iPad」「Mac」のセキュリティを強化するという。しかし具体的な中身についてはほとんど情報がないため、Apple製品ユーザーの間には混乱が生じている。“謎のアップデート”に関して、何が判明しているのか。

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 Appleによると、緊急セキュリティ対応はWebブラウザ「Safari」や、Webサイトを表示させるためのレンダリングエンジン群「WebKit」の脆弱(ぜいじゃく)性を修正するものだ。緊急セキュリティ対応の対象となるOSを以下に示す。

  • 「iOS」のバージョン「16.4.1」以降
  • 「iPadOS」のバージョン「16.4.1」以降
  • 「macOS」のバージョン「13.3.1」以降

 「緊急セキュリティ対応は、ユーザーが意図的に無効にしない限り、自動的に適用される」とAppleは説明する。デバイスに更新プログラムが適用されると、例えば「iOS 16.4.1(a)」といった具合に、OSのバージョンの後に文字が添えられる。


 中編は、今回の更新プログラムをセキュリティ専門家はどうみているのかを紹介する。

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