政府は8日、19日から広島市で開幕する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に合わせ、各国首脳の配偶者が参加する行事「パートナーズ・プログラム」の概要を発表した。世界文化遺産・厳島神社で知られる宮島への訪問や広島名物のお好み焼きを体験する。
「パートナーズ・プログラム」は、19~21日の日程で首脳会議とは別に岸田文雄首相の妻、裕子夫人が案内役を務める。初日は広島市内でお茶体験や学生らと交流する「次世代プログラム」に参加。20日は宮島を訪れるほか、最終日は希望者による広島県立美術館や国の名勝「縮景園」への訪問などを予定している。
外務省の担当者は「各国配偶者に日本の伝統・文化に対する理解や親しみを深め、首脳に十分紹介できない広島の魅力も感じていただきたい」と話している。
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