◇30日 アイスショー「スターズ・オン・アイス」大阪公演(東和薬品ラクタブドーム)
冬季五輪男子を2連覇し、昨年7月にプロ転向した羽生結弦さん(28)が2年ぶりに出演。大トリで「オペラ座の怪人」を演じた後に報道陣の取材に応じ、「一人一人のプログラムにいろんな思いがこもっているので、そういったものを僕も精いっぱいお届けできたらいいなと思って、久しぶりにスターズ・オン・アイスを滑らせていただきました」とこの日の演技を振り返った。
「オペラ座の怪人」は2014~15年のフリーで演じていたプログラムだったが、そのシーズンを「中国杯での衝突の事故とか自分が病気やけがですごく苦しんだ」と振り返った羽生さんは「長い期間、『これは滑らない』と思ってある意味封印してきたプログラム」と明かした。しかし、2月26日に東京ドームで開催した単独のアイスショー「GIFT」で解禁したことで「もっと完成させたものをしっかり滑りきれる状態で皆さんにお届けしたい」と思い、演目に選んだという。
「GIFT」を終えた後は、今月に故郷・宮城県で東日本大震災の発生から12年となるのにあわせてアイスショー「羽生結弦 notte stellata」の座長を務めるなど多忙を極めていたが、「すごく意味の深いショーを全神経を注いでやったので、ちょっとおいしいものとか甘い物を久しぶりに食べた」と、同席した宇野昌磨(トヨタ自動車)らの笑いを誘った羽生さん。大阪だけではなく、岩手県奥州市や横浜市での公演も控えているだけに、「しっかり全力で、全ての演技に全神経を注いで頑張りたいと思っています」と気を引き締めた。
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