2022年9月6日 11:00

写真:AP/アフロ
テーマパークやリゾート、ストリーミング、グッズなど多角的にサービスを展開する米ウォルト・ディズニーが、ヘビーユーザーのための新たな会員制プログラムの導入を検討していると、米ウォールストリート・ジャーナル紙が報じている。
同社はすでにテーマパークやストリーミングサービスで値上げを行うなど、収益増のためのさまざまな施策を行っているが、会員制プログラムも新たな収益源として期待されている。
ディズニーがモデルとしているのは、年会費と引き替えにお急ぎ便の発送を無料にしたり、映画やドラマ、音楽を無料で提供しているアマゾンのプライム会員プログラムだ。詳細は不明だが、多角的に運営をしているディズニーにとってヘビーユーザーに魅力ある会員プログラムを作成するのは難しいことではない。また、このようなプログラムを運営することにより、消費や人気商品に関する情報を収集できるメリットもある。
現時点で、ディズニーには「D23」と呼ばれる公式ファンクラブがあり、年会費は99.99ドルから129.99ドル。会費と引き替えに、限定イベントへの招待や限定グッズへのアクセス、Disney+の割引を提供している。会員制プログラムの名称は未定だが、社内では「ディズニー・プライム」と呼ばれているという。
(映画.com速報)
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