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ストレスなくネットを、高齢者向けにプログラムを開発 松本の滝沢さん86歳 - 中日新聞

 松本市里山辺の滝沢正臣さん(86)は、名刺大の小型コンピューター「ラズベリーパイ」を使い、高齢者にもインターネットを操作しやすいプログラムを開発した。地元の湯ノ原公民館や近くの高齢者宅に設置し、インターネットを通じた交流をしており、「1人でも多くの高齢者がストレスなくネットを使いこなせるようにしたい」と話す。

 
テレビ画面で開発したシステムを使う滝沢さん=松本市里山辺の湯ノ原公民館で

テレビ画面で開発したシステムを使う滝沢さん=松本市里山辺の湯ノ原公民館で

滝沢さんはもともと、信州大医学部付属病院の医療情報部に勤め、電子カルテの設計などに携わった。退職後も同大に事務局を置くNPO法人で携帯端末を開発し、長期療養の子どもと医師や家族をテレビ電話でつなぐ事業に取り組んできた。

 五年ほど前、地元町会を活性化しようと住民有志で「湯ノ原交流会」を発足。「パソコンやスマートフォンがうまく使いこなせない」との声が会の内外から上がり、プログラム開発を決めた。

 滝沢さんのプログラムでは、ラズベリーパイをテレビとつなぎ、マウスのみで操作。文字入力はキーボードでも可能だが、滝沢さんが独自につくったシステムで画面上のボタンをクリックして入力できる。

 簡易な操作でメールやビデオ会議での交流ができるほか、体重や歩数、血圧、関節痛や薬の服用の有無などを記録でき...

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