関西電力社長「冬も独自の節電プログラム」｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

関西電力の森望新社長がＮＨＫのインタビューに応じ、電力の需給が夏より厳しくなる冬も、会社として独自の節電プログラムを行う考えを示しました。
ただ、現在、行っている夏の節電プログラムへの参加率が他社よりも低いとして、内容の改善を進める考えを示しました。

ことし６月末に就任した関西電力の森望社長がＮＨＫのインタビューに応じました。
この中で、関西を含むエリアでこの夏以上にひっ迫が予想されている冬の電力需給について、森社長は「われわれのエリアだけでなく、全国的に厳しいという見通しが出されている。供給力を確保した上で、この冬も節電プログラムをやらせてもらうことになる」と述べました。
その上で、森氏は、７月から始めた節電に協力した家庭へ独自にポイントを付与する節電プログラムについて、「他社の状況を聞いていると相対的には参加状況が芳しくない状況で、もう少し皆さんに入ってもらえるような工夫ができないか検討している」と述べ、冬に向けて内容などを見直したいという考えを示しました。
また、関西電力が燃料価格の高騰などで８年ぶりの最終赤字が予想される中、森氏は「エネルギー分野ももちろんだが非エネルギーの分野でも投資を拡大させていく」と述べ、ベンチャー企業への投資などを通じて将来の収益の柱を育てていく考えを示しました。

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