小中学生ら６０人が宇宙や科学にワクワク
ロボットが動くプログラミングを体験する児童ら＝佐賀市の県教育会館
宇宙や科学について学ぶ体験教室が、佐賀市の県教育会館で開かれた。小中学生がロボットを動かすプログラミング入力に挑戦。講師の北原達正さん（鹿島市出身）が「科学はアイデア次第。今あるものの次を作ろう」と語りかけた。
教室では子どもたちが２人１組になって、パソコンを操作した。火星を探査する想定で、ロボットに前進や方向転換などのプログラムを組み込んだ。子どもたちはミリ単位の調節を何度も繰り返し、課題に挑んでいた。
京都大講師などを務め、子どもの理科離れを食い止める活動をする北原さんは「やったことのないことをやるのは勇気がいるけど、宇宙へ観測機を打ち上げた子どもたちもいる。教室が宇宙への第一歩になれば」と話した。
社団法人「ｅ―ｋａｇａｋｕ国際科学教育協会」が主催し、午前と午後で約６０人が参加した。会員の古川和則さん（フルカワ商事）が佐賀駅前の教室で講座を開催している。
（中島幸毅）
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