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Nintendo Switch『ソロモンプログラム』12月31日にオンラインサービス終了へ。ユニットの行動をプログラムする戦略ゲーム、オフラインは健在 - AUTOMATON

コナミデジタルエンタテインメントは6月15日、『ソロモンプログラム』のオンラインサービス終了を告知した。終了日時は、2022年12月31日23時59分となる。オンラインサービス終了後も、オフラインモードや一部のゲームモードは引き続きプレイ可能とのこと。対応プラットフォームはNintendo Switch。基本プレイ無料で配信されている。

『ソロモンプログラム』は、モンスターにさまざまなフレーズ(命令)をプログラミングし、自分だけの最強モンスターを生み出してバトルする、バトグラミングストラテジー(バトル+プログラミング+ストラテジー)ゲームである。バトルには最大4ユニットを参加させる。バトルはグリッドのあるフィールド上にてターン制でおこなわれ、敵側のキングを倒せば勝利となる。


本作の大きな特徴となるのが、バトル中のユニット(モンスター)の行動を、あらかじめデッキにてプログラムしておくシステムだ。特定の条件において何マス進むのかや、どのような攻撃を繰り出すのかなどを、フレーズを並べるかたちでプログラム。設定した条件にない場合に、次に試行する行動も複数組んでいく。各ユニットは、こうしたプログラムどおりに自律的に戦い、プレイヤーは必殺技の発動タイミングなどに関与できる。

ユニットとなるモンスターは、ゲームを進める中で仲間になる。またモンスターは、ほかのモンスターとマージ(合体)させて、HPや力、素早さなどのステータスを強化することも可能。さらに、バトルに勝利して入手したポイントにて、プログラムのフレーズを覚醒させてパワーアップさせることもできる。


オンラインサービス終了に伴い、他プレイヤーとの協力プレイでボスに挑む、タッグバトルがプレイできなくなる。全国のプレイヤーまたはCPUと対戦可能なハックバトルについては、「一部マッチング仕様などが変更されますが、プレイできます」とのこと。パスワードマッチはプレイできなくなるそうだ。

ガチャ要素であるインスタントルーレットおよびルーレットチップについても廃止される。ルーレットチップについては、廃止時に使い残しがあっても払戻しされないとのことなので、留意されたい。なお、ルーレットチップの販売については、2022年6月30日にて終了するとのこと。

一方、期間限定で無料配信されていたver.壱~肆のスターターは、後日配信予定のver.伍とあわせて、2023年1月1日よりすべて無料で入手できるようになるとのこと。ver.壱~伍のブースターについても、引き続き税込2000円にて販売される。


『ソロモンプログラム』は、2021年2月25日より配信開始されたタイトルだ。それから1年以上を経て、オンラインサービス終了が告知されるはこびとなった。昨年10月から12月にかけては、公式全国大会となる「天下一バトグラミングGP」が開催。月刊コロコロコミックにて連載中の「なんと!でんぢゃらすじーさん」や「ブラックチャンネル」とのコラボも実施された。

今後の『ソロモンプログラム』ではまず、現在審査中とされるver.伍がリリース予定だ。さらに、来月にはストーリーモードのコーデッドディスティニーも追加配信される予定。コーデッドディスティニーは今年の3月に追加された1人用ストーリーミッションだ。詰め将棋のようなゲームプレイが持ち味となるモードで、オンラインサービス終了後も楽しめる要素となるだろう。

『ソロモンプログラム』はNintendo Switch向けに、基本プレイ無料で配信中。2022年12月31日23時59分にオンラインサービス終了予定だ。


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