講演には株式会社ClayTechほか、数々の企業で取締役・顧問を務める九頭龍雄一郎氏が登壇。「時代のエンジニア像」をタイトルに、ICT技術の進化は時と場所と言語、空間を超越したスマートワークを可能にすること、さらに“いつでも、どこでも、誰とでも働ける”を実現するヒントと事例が紹介されました。
続いてファーウェイ・ジャパンの担当者から、SDGsの達成につながるICTの活用例を紹介。通信の基礎知識を交えながら、「ICTはSDGs課題である教育や医療、環境など格差改善に大きく貢献する」と解説しました。
最後に「私たちの未来を考える」をテーマとしたグループワークを実施。人口減少、デジタル環境の整備、若年層の流出人口増加など地域が抱える様々な課題に対して、ICT技術を活用した解決策を考えていきます。
ディスカッション後、各グループからは「小さなアミューズメントパークを作り、新しい購買体験が可能なリアル店舗を整備する。自動運転バスなど、パーク内での移動手段にもICT技術を活用する」「高齢者が販売する農作物や工芸品を、若者がSNSなどのICTツールを活用して積極的にPR支援する。ICT技術を使えば、都会にいる若者でも地元の一次産業を支援できる可能性がある」「ICT技術を活用して、遠隔医療の仕組みを本格的に整備していく」といったアイディアを発表。斬新かつユニークなアイディアに講師や先生方から大きな拍手が送られました。
プログラム終了後に学生へ実施したアンケートでは「大変面白い学びとなった。次回もあればぜひ参加したい」「ICT技術を使えばSDGsの課題をはじめ、多くの問題が解決できることを学べた」「普段学校でもICTについて勉強しているが、今回のプログラムでさらに思考が深まった」という感想が寄せられました。
ファーウェイ・ジャパンは、CSR活動として、復興支援や環境保全活動、グローバルICT人材育成などをテーマとしたICT教育プログラム「Seeds for the Future」を展開しています。2020年からは、多様なキャリアの可能性を広げることを目的に、中高生向けに「未来の種JAPAN」を開始。同プログラムは90分間で、テクノロジーや情報通信技術に関する2つの講演と社会課題の解決策を考えるグループワークを実施しています。全国各地の中学、高校で開催しており、2021年度のプログラム参加者は1,700名以上に及びました。
ファーウェイが目指すのは、グローバルのビジネスで培った経験と知識を活用し、あらゆる人、家庭、組織にデジタル化の恩恵を届けることです。今後も日本の若者や子どもたちに最先端の情報通信応用例の解説を通じて、 ICTへの興味を喚起し、将来を担う人材を育てる活動に取り組んで参ります。
ファーウェイ・ジャパンのCSR活動について
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未来の種JAPANについて
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