TOKIO松岡昌宏(43)が26日、パーソナリティーを務めるNACK5「TOKIO WALKER」(日曜午前7時)に出演した。メンバー長瀬智也(41)のジャニーズ事務所退所発表や、城島茂(49)国分太一(45)松岡が3人でジャニーズ事務所子会社「株式会社TOKIO」を設立したことなどについて語った。

「2021年3月31日を持ちまして、うちのボーカル長瀬智也がグループを脱退、ジャニーズ退所の運びとなりました」と切り出すと、これまでの長瀬の脱退までの時系列のことなどを話した。そして長瀬から松岡らに脱退の話を告げてくれたことに「分かったと。少しずつ山口達也がいる5年前からサインを出してくれていた。それは我々には助かった」と振り返った。「長瀬に限らずその年代、メンバーにある事だったりする。その中でTOKIOが成長する中で、皆さんに愛されて活動する中で、いろいろなことがあったのも事実。その時は会議で歩み寄り、随時話し合いをして答えを見つけてきた。そして無事20周年を迎えることが出来た」と語った。

山口の話にも触れ「(この番組では)あえて触れてきませんでしたが、TOKIOは94年9月に5人でデビューしたグループで、その後のメンバーのつながりがなかったといえば、あるんです。我々は長瀬が脱退しても多分一生TOKIOというのは5人で、つながりがなくなることはないと思います」と関係を続けていたことを話し、長瀬脱退を山口にも報告していたことを明かした。

新会社を作ることには「去年くらいから。はっきりやっていくことを聞いたのは、今年の頭でした」と明かし、「来年から株式会社TOKIOになるが、これから仕事に営業をかけることになる。自分たちで仕事を持ってきて、自分たちの会社で自分たちの仕事をする。メリット、デメリット両方あるが、どちらに行っても自分たちの責任であることを、もうそろそろ背負っていいだろうと。今までジャニーズ事務所に甘えさせてもらっていた。それなりの覚悟を持ってやろうと3人でずっと話し合っていた」と話した。会社を立ち上げることを長瀬に話した際には賛同を得たことを明かし、「その時にとってもなんかスッキリできたというか、4人とも『よかったな』と思えて…」と胸の内を語った。山口にも新会社設立を伝えたことを話し「俺も頑張るから、みんなそれぞれ頑張って欲しい」と言われたことを明かした。

「我々4人の活動も3月31日まで残っています。あと8カ月間、本当に楽しみたい。解散ではなく通過点、ファンの皆さんには何かの形で今のTOKIOが出来るものをあの手この手で考えています。これからその会議がたくさん行われるでしょう」と話した。

長瀬は来年4月以降、グループを脱退。事務所も退所してフリーとなり、裏方としてクリエーターに転身すると発表している。城島、国分、松岡の3人はジャニーズ事務所子会社の「株式会社TOKIO」を設立し、来年4月以降は同社に所属する。城島が社長、国分が副社長兼企画、松岡が副社長兼広報を務める。TOKIOは来年3月まで4人で活動し、同4月以降は3人で存続する。