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真矢ミキが石原さとみの上司役に!「いとおしきズルさを出していきたいですね」(ザテレビジョン) - Yahoo!ニュース

石原さとみが主演を務める木曜劇場「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(4月9日[木]スタート毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)に、真矢ミキが石原の上司役で出演することが決定。さらに、でんでん、池田鉄洋、迫田孝也の出演も明らかになった。

【写真を見る】薬剤師姿の石原さとみ

本作は、連ドラ史上初となる病院薬剤師を主人公にした医療ドラマ。石原演じる萬津(よろづ)総合病院薬剤部の病院薬剤師・葵みどりが、患者の“当たり前の毎日”を取り戻すために奮闘する姿を描く。

■ 真矢ミキ演じる販田聡子は“全く新しい上司像”

真矢が演じるのは、萬津総合病院薬剤部の部長でみどりの上司・販田聡子(はんだ さとこ)。

部下に気を遣う上司として、新人の相原くるみ(西野七瀬)に対しても細心の注意を払って優しく接している。

ハラスメントに敏感な現代を象徴する上司像の販田だが、ただ単に優しいだけではなく、ある種のズルさや計算高さもあり、「そんな人間くさい部分が販田の面白さ」と話す真矢。

これまでさまざまな上司を演じてきた真矢だが、温厚な中にしたたかさやずる賢さを秘める、ひねりの効いたキャラクターの販田は、これまで演じたことのない全く新しい上司像だという。

また、石原とは今作が初共演の真矢は「いつもビタミンを発射しているような方」と話し、「みどりは彼女にぴったりな役」と太鼓判を押す。

でんでんが演じるのは、“調剤の魔術師”という異名を持つベテラン薬剤師で、医薬品情報を専門的に管理するドラッグインフォメーション室(通称:DI室)の責任者・荒神寛治(あらがみ かんじ)。

ひょうひょうとした物腰の柔らかい雰囲気で、たとえどんなに厄介な患者でも荒神を前にすれば不思議とクールダウンしてしまう。

池田が演じるのは薬剤部副部長で、薬剤部メンバーの中で独特な空気感を漂わせる不気味な男・七尾拓(ななお たく)。治験管理を担当する七尾は、薬の開発の臨床試験で実績を上げており、その優秀さゆえに他のメンバーとは一線を画した“治外法権”の立場にいる。

石原とは「アンナチュラル」(2018年、TBS系)以来の共演となる池田。「大好きな石原さとみさんとの共演も、今からとても楽しみです!」と、期待に胸を膨らませる。

迫田が演じるのは、中華料理店・娘娘亭(にゃんにゃんてい)の店主・辰川秀三(たつかわ しゅうぞう)。辰川は萬津総合病院では“待たせると激ギレする”として有名な外来患者で、辰川の扱いには薬剤部メンバーの誰もが手を焼いている。

みどりは客としてたびたび来店しており、謎の青年・小野塚綾(清原翔)と出会うのも娘娘亭。ここでの団らんが、普段仕事で気を張っているみどりたちにとって、ほっと一息つける癒やしの時間となる。

■ 販田聡子役:真矢ミキコメント

――台本を読んだ感想。

薬剤師の仕事内容の濃さ、深さ、知識量に驚きましたし、「もっと薬剤師さんに頼ってもいいんだ」と思いました。

私が通っている薬局に、とても親切な薬剤師さんがいらっしゃるんですが、その方は私が処方された薬と直接関係ないことまで丁寧に教えてくださるんです。

そのとき、これからはこの薬局に来ようと決めました。このドラマはすごく身近な、私たちの生涯に関わっている人たちを描く物語なんだと思いました。

――役柄について。

上司に気を遣う一方で、新人に対しても“取扱注意”のように接しなければいけないという、今の時代を象徴するような、組織の中間ポジションに位置する女性です。一方で、ただ単に優しいだけではなく、ある種のズルさや計算高さを持っています。

販田と同世代の方には、“上司だってズルさがなければ生き抜けない”という人間くさい部分は共感していただけると思いますし、その内面が視聴者の方に伝わればうれしいです。

販田は一ひねりどころか、二ひねりも三ひねりもあるので、体操選手だったらきっと格好良い着地を決められるんじゃないでしょうか(笑)。いとおしきズルさを出していきたいですね。

――石原さとみさんとの共演について。

石原さんがまだ10代のころ、CMの現場で初めてお会いました。演技でご一緒するのは今回が初めてです。当時はオンオフのない、天真爛漫な子。先日、別の番組でお会いしたとき、「真矢さーん!」って明るく話し掛けてくれて、その気さくな雰囲気は、あのころと全く変わっていなかったですね。

いつもビタミンを発射しているような方で、さりげない気遣いが好きです。彼女はキャラクターの嫌な部分や、かすかな影の部分もちゃんと表現できる俳優。だからこそ演技に振り幅も生まれると思うし、彼女の表現が私は大好きです。今回の役も彼女にぴったりだと思いますね。

――視聴者の方へのメッセージ。

「薬剤師さんって、私たちの生涯をこんなにしっかり支えてくれているんだ。そして、調剤された薬には、こんなに人の思いが詰まっていたんだ」ということを感じていただけると思います。

テクノロジーが進化する一方で、今の時代は少し閉鎖的に感じることもありますが、そんな時代だからこそ、このドラマでは温かみを感じられる場所を描いていきます。

私はこの作品に出会って、いろんな薬局に行ってみようと思いました。私たちの心が温かくなれる場所が、家族や仲間以外の場所にも、探せばあると思うんです。

■ 荒神寛治役:でんでんコメント

――台本を読んだ感想。

薬剤師さんの話、大変面白く読ませてもらいました。一見楽そうにみえる仕事と思っていましたが、失礼しました。

行きつけの薬局で円形脱毛症になった薬剤師さんがいます。やっぱりストレスでしょうか。実態を知ると、病院通いの多くなった自分としてはただただ、「ありがとうございます」の一言です。

――薬剤師について。

「お薬変わりましたね」の一言が、大変重みのあることを知りました。お薬手帳も忘れないように心掛けます。

――視聴者の方へのメッセージ。

知らない世界の楽屋話は興味が湧きますね。回を重ねるごとに面白くなります。ご期待ください。

■ 七尾拓役:池田鉄洋コメント

――台本を読んだ感想。

こんなに面白い原作、そしてすばらしい脚本のドラマに出演させていただけることが、とても幸せです。大好きな石原さとみさんとの共演も今からとても楽しみです!

――薬剤師について。

薬剤師の皆さまには家族がいつも本当にお世話になっていまして、お仕事で必要な心遣い以上の優しい説明に、いつも安心しています。人の命に関わるお仕事を尊敬します。

――視聴者の方へのメッセージ。

脚本読んで、すでに泣きました。見逃し禁止の傑作になると思います。今からすでにプレッシャーです。お楽しみになさってください。

■ 辰川秀三役:迫田孝也コメント

今まであまりフィーチャーされてこなかった“薬剤師”という職業の魅力を、この作品を通して皆さんにお伝えできることを大変うれしく思います。私は中華料理屋の店主ですが(笑)。

寡黙に働く職人のようなイメージを持っていますが、医師により処方された薬が我々の手に届くまでに、いったいどんなドラマが待っているのか!?

そして、私の中華料理を食べた葵みどりはどんな表情をみせてくれるのか!? ぜひご期待下さい!

■ 「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」あらすじ

葵みどり(石原さとみ)は、萬津総合病院薬剤部で働くキャリア8年目の病院薬剤師。

同じ薬剤部の刈谷奈緒子(桜井ユキ)の指示の下、羽倉龍之介(井之脇海)や工藤虹子(金澤美穂)ら病院薬剤師たちが、山のように舞い込んだ処方箋を1つ1つ確認し、調剤、監査、投薬といった膨大な作業量をスピーディーにこなしていく。

ある日、そんな薬剤部に新人の相原くるみ(西野七瀬)がやって来る。人手不足に頭を抱える薬剤部にとっては明るいニュースだが、「向いてなかったら辞めようと思ってます」ときっぱり言い切るくるみ。

薬剤部部長の販田聡子(真矢ミキ)がくるみを連れて院内を案内していると、救急センターに心停止の急患が運ばれてくる。そこでくるみは、医師や看護師と連携して緊急処置に当たるみどりの姿を目の当たりにする。(ザテレビジョン)

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March 05, 2020 at 04:00AM
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