オリエンタルランドは28日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、東京ディズニーランド（TDL）と東京ディズニーシー（TDS）を2月29日～3月15日まで臨時休園すると発表した。

東京ディズニーリゾート（TDR）の年間パスポートを持つ“自称ディズニーファン”が、臨時閉園を直前に控えた28日、TDLを訪れた。

平日ということを差し引いても、体感的にはかなり空いていたように思う。人気絶叫系アトラクションのスペースマウンテンは35分待ち程度、普段は予約しないと1時間以上待つはずのレストランにも待ち時間ゼロで入店できた。来園者もキャスト（従業員）も、8割の人たちがマスクをしていた印象。おそろいのカチューシャをつけた学生たちも、マスクをつけながらはしゃいでいた。

TDLは現在、今年限定で、ミニーマウスが主役の、過去イベント復刻祭のようなイベントを開催中。TDSでも、ピクサーのイベントが行われ、ともに3月19日までの予定。同15日まで臨時閉園となると、残されたイベント期間はわずかなのか－。

TDLの同イベントは、幼い頃に見ていたショーやパレードを懐かしく思える、これまでにないイベント。今年限定で、今までよりも楽しみにパークに通っていただけに、悔しさも募る。一刻も早い収束を願うばかりだ。【戸田月菜】