ユニークな投稿がたびたび話題になる日清食品のカップヌードル公式Twitterアカウント。なかでも、1月7日の「知り合いのケーキ屋さんにカップヌードルのケーキを作ってもらったのですが、思っていたよりガチだった件」との投稿には、9万を超える「いいね」がつく大反響となりました。投稿された“ケーキ”はどこからどう見てもカップヌードルにしか見えません。
麺も具材もお菓子で作られていること、底の隙間まで再現されていることなどに驚きのリプライが寄せられました。このケーキを作ったのはいったい誰なのか、どうやって作ったのかといった疑問を、カップヌードル公式アカウントの中の人(以下、中の人)に聞いてみました。
めっちゃ気になる、「知り合いのケーキ屋さん」
「知り合いのケーキ屋さん」とは東京・祖師谷で創業80年の老舗洋菓子店「コンディトライ・ニシキヤ」のオーナーシェフ、西田喜孝さん。「コンディトライ・ニシキヤ」では、市販向けだけではなく、テレビ用のデコレーションケーキや著名人のバースデーケーキも手掛けています。
「カップヌードル」そのものに見えるケーキの製作を依頼した「中の人」も、出来上がったケーキを見て「本物と見間違えるような完成度の高さに驚きました」とびっくりしたそうです。
どうやってケーキでカップヌードルを作ったの?
カップ部分はパスティヤージュという素材。シュガーアート、シュガークラフトとも呼ばれる、砂糖、卵白、ゼラチンを固めたもので、さまざまな形を作れます。パッケージロゴは、食べられる紙にロゴを印刷し、その上にグラスというパウダーシュガーにレモン果汁を入れて着色したジャムのようなものを塗ったとのことです。
カップの中の麺や具材はチョコレートがメイン。麺はホワイトチョコレートに水あめを入れ、色合いを近づけるためにコーヒーエキスを加えてから薄く延ばし、部屋の温度を調節しながら1本1本カッターで切り、固まらないうちに麺のかたまりにまとめたという、すごい手間のかけよう。「カップと麺が特に大変で、試作を含め完成までに100時間くらいかかったそうです」(中の人)
ちなみにお味は「食べた人によると、基本的にはチョコレートなので、甘くておいしかったそうです」とのことでした。
そもそも、なぜケーキでカップヌードルを作ったのか
カップヌードル公式Twitterでは、いろんなものでカップヌードルを再現した作品や、カップヌードルのカップで作った工作など過去にも数々のユニークな作品の写真を投稿しています。
その理由として、目にした人が楽しみながらブランドに愛着を感じてもらえるように、思わず人に話したくなるようなユニークな投稿をしているとのこと。
「投稿のクオリティには『無駄』にこだわっていますので、クオリティの高い作品を制作できる方にお願いしています」とPRへの情熱を語ってくれました。
高い洋菓子作りの技術を持つ西田喜孝さんが、100時間以上エネルギーを費やし完成した「カップヌードルのケーキ」。そのクオリティーの高さとインパクトで、多くの人にとって忘れられないものになったに違いありません。
今後もタイムラインをにぎわすであろうカップヌードルのツイート。次はどんな作品が投稿されるか、目が離せません。
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